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ガラスの天井が破れる瞬間(とき) ―女性の成功哲学―

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表紙:ガラスの天井が破れる瞬間(とき) ―女性の成功哲学―

ガラスの天井が破れる瞬間(とき) ―女性の成功哲学―

シャロン・レクター 田中孝顕(訳)
出版年月日
2017年05月02日
ISBN
978-4-87771-367-6
版型・ページ数
46版・392ページ
定価
本体価格:1700円+税
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魚住りえ氏(アナウンサー/スピーチ・ボイスデザイナー)絶賛!
「貴女の力を信じて! 最高の幸せを手に入れられる本です」

『金持ち父さん貧乏父さん』の著者が書いた「女性の成功」最強ガイドブック!

■成功した女性は、どうキャリアを構築したのか?

――「(大統領という)最高で最も困難な『ガラスの天井』は打ち破れませんでした」

2016年11月に行われたアメリカ大統領選挙でドナルド・トランプに負けたヒラリー・クリントンは、その敗戦の弁で上記のように述べました。

これまで長きにわたって女性の社会進出を阻むと言われてきた「ガラスの天井」
それは、男性優位の社会をあらわした言葉であり、女性が男性と同じように社会で活躍するには、まだまだ整備が整っていない現状をあらわした言葉でもあります。

では現在、「ガラスの天井」は私たちの働く社会でどのような存在なのか?
破られているのか、まだなのか、もうすぐ破られようとしているのか?

その現状を詳細なデータとともに紹介し、仕事で成功している多くの女性たちがどのように自身のキャリアを構築してきたかの実例が多く記載されている本書は、現代に働く女性への「生き方ヒント」が満載です。

世界的ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の共著者であり、自身のビジネスを成功させているシャロン・レクターが長年あたためてきた、女性を勇気づける「女性たちによる人生の知恵の結集」。
著者が大きな影響を受けたナポレオン・ヒルによる自己啓発書『思考は現実化する』をベースに、地道に取材とリサーチを重ねて記した一冊です。

■女性が活躍すれば、経済がよくなる!

(本文記載のデータより)
・女性重役の比率が最も高いグループの企業の売上利益率は、ほかのグループの1.42倍にのぼる
・重役に女性を登用している企業の過去6年間の業績は、男性のみを登用している企業の1.26倍にのぼる
・アメリカの個人資産の60%を女性が所有している
・今後40年間で、世界の相続財産41兆ドルのうち、70%を女性が受け取ることになる

上記のデータが指し示すのは「『女性が活躍すれば、経済がよくなる』というメッセージである」、と本書のなかで、著者のシャロンだけでなく、国際通貨基金の専務理事クリスティーヌ・ラガルドが指摘しています。

■ワークライフバランスなんて、ない

著者は、目ざましいデータばかりではなく、女性たちが社会進出するにあたって抱える問題にも大きく踏み込んでいます。

そのひとつが、家庭と仕事の両立の難しさ(そもそも女性ばかりが「両立」を求められること)。
多くの女性たちを悩ませてきた「ワークライフバランス」について著者は、自分の従業員にこうアドバイスします。

「仕事と私生活にどのくらい時間を割いているかを気にするよりも、バランスを取るというのは間違った目標ではないかと考えたほうがいい。結局のところ、私たちは、自分の価値観とか優先度、野心にもとづいて最善の選択をすることしかできない。そういう選択は、必ずしも簡単ではないけれど、いったん決断を下したら、今という瞬間を生きることが大事よ」。

「ワークライフバランス」がうまくとれなかった、母となったばかりのこの従業員は、なんとかバランスを見つけようとして、長いあいだ「罪悪感」を抱えていました。
彼女はシャロンの言葉に元気づけられ、解放された気分になったそうです。

「フェイスブック」の女性COOであるシェリル・サンドバーグは言います。

「つまり、ワークライフバランスなんてものは存在しないのです。ワークがあって、ライフがある。でもほどよいバランスなんてないのです」(本文より)

家族に割ける時間が少ないこと、時短で働かなくてはいけないことで感じる後ろめたさや職場での肩身の狭さ。
これらがなくなることはまだまだ先のことだとしても、少なくとも、多くの女性の縛られた心を解放してくれる言葉が、たくさん本書にはつまっています。

さて、冒頭のヒラリーの言葉ですが、続きがあります。

「(大統領という)最高で最も困難な『ガラスの天井』は打ち破れませんでした。しかし、いつか誰かが、私たちが考えているよりも早く達成することでしょう

現代に生きる女性が自分たちの生き方や働き方をポジティブに捉えるきっかけとなる一冊です。

目次

序章

女性パワーの現実
 経済面
 学業面
 企業内
 収入面
 起業面
 政界

第1章

願望
 女性にとっての「成功の定義」
 還元することによって得られる「幸福感」
 私の人生における「強烈な願望」

第2章

信念
 「信念」はあなたの運命をも左右する
 女性が抱えがちな不安
 私の人生における「信念」

第3章

深層自己説得
 「無限の知」を引き寄せる最大の原動力
 生活の中で自然に「深層自己説得」をかける
 私の人生における「深層自己説得」

第4章

専門知識
 知識は行かしてこそ力になる
 メンターの重要性
 私の人生における「専門知識」

第5章

想像力
 「想像力」は世界をも変える
 私たちの生活を変えた女性発明家
 私の人生における「想像力」

第6章

計画
 計画を遂行するために必要なもの
 リーダーシップ
 リーダーに必要な11の資質
 私の人生における「計画」

第7章

決断
 すばやく決断する習慣を身につける方法
 家事と仕事のすべてをしようと思わなくていい
 私の人生における「決断」

第8章

忍耐
 忍耐を持つ者だけが成功を手に入れる
 「負け」を受け入れなかったからこそ得た結果
 私の人生における「忍耐」

第9章

マスターマインド
 協調で得られる大きな力
 女性たちのマスターマインド活用法
 私の人生における「マスターマインド」

第10章

性衝動
 人を惹きつける力は養える
 私の人生における「性的エネルギーの転換」 

第11章

潜在意識
 潜在意識を使って「成功」を引き寄せる
 潜在意識をコントロールするための6つのステップ
 私の人生における「潜在意識」

第12章

頭脳
 脳の構造
 男性の脳と女性の脳
 「考え」のパワー
 ネガティブな「考え」の悪影響
 ホルモンバランスの崩れによる悪影響
 「ポジティブな考え」と「共感」が結びついたら
 私の人生における「頭脳」

第13章

第六感
 「直感」のメッセージと「感情」によるメッセージの違い
 あなたはコントロールしていますか?
 私の人生における「第六感」

第14章

恐れ
 貧困への恐怖
 批判されることへの恐怖
 健康を害することへの恐怖
 愛を失うことへの恐怖
 老後への恐怖
 死への恐怖
 不安や恐怖は幸福の敵
 7つ目の基本的な悪――「悪い影響を受けやすいこと」

終章

大きなひとつの人生
 ワークライフバランスは必要か?

著者について

シャロン・レクター(Sharon Lechter)
公認会計士とグローバル勅許管理会計士の資格を持つ、「お金」と「起業」の国際的エキスパート。著名な作家でもあり、慈善家、教育者、国際的な講演家、母親、祖母でもある。世界的なベストセラーとなった『金持ち父さん貧乏父さん』と、その後の14冊の「金持ち父さん」シリーズの共著者。「リッチ・ダッド・カンパニー」を共同設立して10年間CEOを務め、同社を国際的な大手企業へと導いた。近年では、ナポレオン・ヒル・財団と協力して『金鉱まで残り3フィート』、『悪魔を出し抜け! 』を執筆し、いずれもベストセラーになっている。2007年には、金銭教育を専門とする「ペイ・ユア・ファミリー・ファースト」を創設。ブッシュ元大統領とオバマ元大統領のもとで「ファイナンシャルリテラシーについての大統領諮問委員会」委員を務め、両大統領に金銭教育の必要性を説いた。

田中孝顕(たなか・たかあき)(訳者)
1945年1月生まれ。国学院大学法学部卒。総理府(現・内閣府)事務官(公正取引委員会事務局〈現・総務省/公正取引委員会〉)、東急不動産(株)企画部、総務部を経て、1973年4月、SSI人材活性研究所を設立。1979年2月、(株)SSI人材活性研究所〈商号はその後、(株)エス・エス・アイに変更〉を創業し、代表取締役社長・最高経営責任者に就任。2007年株式会社エス・エス・アイ退任、現在、同社最高顧問となる。『SSPSシステム』を開発。『ナポレオン・ヒル・プログラム』その他、各種プログラムを翻訳・開発した。『速聴機』を企画・開発し、ギネスブックから認定書を授与される。著書に『聴覚刺激で頭の回転が驚くほど速くなる』、別ジャンルでは、『日本語の真実』、『ささがねの蜘蛛』(幻冬舎)、訳書として、マーク・セバ『接触言語ピジン語とクレオール語』、エメノー/バロウ『オックスフォード大学トラヴィダ語語源辞典』など多数。2002年11月、米国ナポレオン・ヒル財団の上級顧問(シニア・アドバイザー)、ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部理事長に就任。2003年3月、日本人として初のナポレオン・ヒル・ゴールドメダルを受賞。2004年度には、高額納税者ベストテンに輝く。

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