株式会社エス・エス・アイ 出版事業部

巨悪の正体 あなたは、なぜカスなのか?

きこ書房 > 自己啓発/ビジネススキル > 巨悪の正体 あなたは、なぜカスなのか?
表紙:巨悪の正体 あなたは、なぜカスなのか?

巨悪の正体 あなたは、なぜカスなのか?

内海聡
出版年月日
2017年03月03日
ISBN
978-4-87771-365-2
版型・ページ数
46版・288ページ
定価
本体価格:1400円+税
書籍ご購入はこちら
  • 紀伊国屋書店
  • amazon
  • セブンネットショッピング
  • 楽天ブックス
  • JUNKUDO
電子書籍はこちら
  • Kindle


「この本はいままで同様に、私の著書のなかで最初に読んではいけない本である。私のほかの本を読んでからでないと絶対に読んでほしくないし、内容を決して理解することはできない。」
(本文より)

Facebookフォロワー14万人超の「日本一悪名高い医師」が解き明かした
すべての人間が生まれつき持っている思考と真理の原則

あらゆる問題は
あなたの持つ闇
から生まれる

本書を読むに当たっての注意事項

冒頭からこんなことを述べるのもおかしな話ですが、この本は老若男女、すべての人におススメできる本ではありません。
というのも、本書はかなり人間の根源的な心理や社会の構造の本質部分に踏み込んでいるので、軽い気持ちで読んでも理解できない可能性が高いからです。

※また、本書を読み始めると、読者はいきなり著者から罵倒されるので、面食らう人もいると思います。

しかし、もしそうしたことに興味を持っている方が真剣に読み込めば、この本がどれだけ「とんでもないこと」を語っているのかが理解できるでしょう。

本書が読者に伝えているのは、個人や社会など、あらゆるレベルで問題を引き起こす元凶となっている『巨悪の正体』です。

薬を飲んではいけない

本書の著者、内海聡先生は医師です。
もともとは警察病院などで勤務していた内科医でしたが、次第に薬をやたらと処方する現代の医療現場に疑問を持つようになりました。

ご存知の人もいるかもしれませんが、薬の服用は対症療法(症状を軽減するための治療)です。
たとえば風邪薬は、飲んでも風邪が治るわけではありません。ただ、鼻水やのどの痛み、高熱を抑えてくれるだけです。

しかし、鼻水が出るのも、のどが痛くなるのも、熱が出るのも、すべて私たちの体が風邪を治そうとしている証でもあります。
そのため、そうした諸症状を薬で無理やり治めてしまえば、かえって風邪を長引かせる原因にもなりかねないのです。

そしてここからが問題なのですが、当然ながら、薬を処方するお医者さんたちはこのことをわかっています。
だから、自分たちは風邪を引いたり病気になっても、よほど症状が苦しくない限り、できるだけ薬は飲まない人が多いといいます。

内海先生はこのような「多くの人が本当は間違っているんじゃないかと思っているけど、黙っていること」を主張し続けてきました。
具体的には「精神医学」「対症療法」「輸血」「ワクチン」「食事法」などの医療・健康問題から、「児童相談所」「放射能と原発」などの社会問題まで、さまざまなジャンルに言及し、賛同者を集めています。

すべての問題の根本的な原因

社会や個人が抱えている問題のカラクリ、およびその構造を知るようになり、内海先生は次第に、次のような疑問を抱くようになります。

「なぜ、これだけさまざまな業界で問題があり、それを指摘している人々がいるのに、それらの問題は解決するどころか、トンデモ話扱いされてしまうのか?」

本書は内海先生が自ら打ち立てたこの疑問に対する答えであり、こうしたもろもろの問題を軽視させ、問題解決を遅らせる元凶こそを「巨悪」と表現しています。

そして、その答えは非常にシンプルなものでした。
少し、本文から引用します。

この本は何が書かれているのか? 
それはあなた方人類を観察して見つけた、思考法と心理の「原則」である。
本当はあなた方もこの「原則」を知っているはずだが、残念ながらそれを直視することはできないように教育されている。この思考法の「原則」と心の正体の「原則」は、どんなものよりも人間にとっては重要なものだ。インチキなスピリチュアルの信仰ではなく、日常的かつ普遍的に観察できることが網羅されている。
もちろんそれは科学的に証明することではなく、極めて哲学的なものであるが、世の中にこの「うつみんの哲学」と同種のものを見つけるのは難しい。なぜ同種のものがないかと言えば、カスたちは褒められることしか頭にないからである(笑)。

つまり、「人間が起こす問題は、人間の心理的メカニズムに組み込まれた原則にしたがって起きている」ということです。
そして、そのことを理解していない(しようとしない)人が多いからこそ、いつまでたっても問題は解決しないのである、と内海先生は述べています。

勇気ある人だけに

最初に述べたように、本書は誰にでもおススメできる書籍ではありません。
全編にわたって刺激の強いことが書かれているため、読む人を選びます。

しかし、「心理学」「量子力学」あたりの言葉にピンと来る人にとっては、それらの専門書では得られない解釈を楽しめるでしょう。

また、本書では「食事療法」や「占い」についても言及しています。
薬に頼らないで健康を手に入れるためには、どのような考え方をもって行動に移せば良いのか。
その答えを得たいと思っている人にとっても、価値ある一冊となります。

本書のタイトルにもなっている「巨悪の正体」。
それを受け止められる勇気ある人にだけ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

目次

第1部 認識編
第1章 

「炎上ビジネス」の正体
"刺激的"な本書のタイトル
ここまでの内容にあなたは違和感を抱けたか?
自分のエゴイズムを直視できない人々
「炎上ビジネス」という言葉の問題点

第2章

「日本」の正体
基礎知識としての日本の陰謀的構造
日本の愚かさを日本人たちは認めようとしない
「不正選挙だ」と騒ぐ恥ずかしい人々
ネット右翼の構造は社会の縮図である

第3章

「インターネット」の正体
人々は情報の集め方を知らない
情報を判定するときの5つのコツ
「言葉を大事にしなさい」という言葉の裏にある汚い心理
日本人がいつまでも幸せになれない根本的な理由

第4章

「グーミン」の正体
グーミンたちの10の特徴
グーミンの根底にある「自分が正しい」という意識
グーミンよりもっと手前の「クレクレ君」
人間そのものがグーミンであるという大前提
脱グーミンの一歩目は「行動」
脱グーミンの最後のカギは「原則」の理解

第5章

「毒親」の正体
毒親は肉体的・精神的に子どもに害を与える
あなたが毒親かチェックする12の質問
すべての親は自分のことしか考えていない
本当に子どもを守るために必要な行動

第6章

「陰謀論」の正体
陰謀論を信じずに陰謀論を書く
日本の政治家は日本人の苦しみを望んでいる
熊本地震に見られる不審な点
陰謀論は「現実」と「歴史」でジャッジする
ストレスという大嘘
災害心理ケアを受けてはいけない
抗ガン剤を投薬してはいけない理由
陰謀論には不自然な言説が多い
陰謀論を経て、現実に戻れ

第7章 

「病気」の正体
私たちは、なぜ「ある箇所だけ」病気になるのか?
病気の意味を直視しないと、病気は治せない
健康でいたければ、健康になるな
右翼も左翼も、この世界には存在しない
国民が腐った政府を作り出した張本人である
人間の愚かさを象徴する植物・大麻
いま、日本の政治に一番必要なこと

第8章 

「家族」の正体
コミュニケーションなくして、問題は解決できない
最初から全員を説得しようとしない
支配欲が優先される現代日本の恋愛事情
子どもの問題はすべて親に責任がある
親は子どもに育ててもらっている
男と女は精神構造が全く違う

第9章

「医療」の正体
これまでの科学とは全く異なる量子力学
日本では量子力学が軽視されている
量子医学は古典医学を数値化したもの
周波数から判断する病気の原因
ホメオパシーによる性格5分類

第10章

「善と悪」の正体
すべての物質はフラクタルである
12星座で基本的な性格がわかる
12星座で気をつけるべき病気もわかる
食事療法は2つに大別できる
「与える理論」は麻薬と同じ理屈
健康を左右する栄養以外の要素とは?
良い油も悪い油も、善玉菌も悪玉菌も、本来は存在しない
生きた細菌を腸に入れてはいけない
人体の問題と地球の問題は同じである
世界がマトリックスだとしたら

第2部 変革編
第11章

「離間工作」の正体
カスを脱却するには「原則」への理解が必要
最も重要なのは人間の心理の「原則」
「離間工作の原則」の仕組み
医療の現場でも「離間工作の原則」が働く
政治の世界の離間工作
「離間工作の原則」を理解すれば、さまざまな問題が解決する

第12章

「心理学」の正体
心理学は庶民を支配するための学問である
人間に仕組まれた自己正当化プログラム
自分を否定されることに我慢できない人々
すべての人間が持っている「反動の原則」
「上から目線」という言葉の愚かしさ
自分を否定できない人=現実を直視できない人
虚無主義者はすべての嘘を見抜く

第13章

「愛」の正体
「自分はカスだ」と認める
われわれ人類は退化し続けている
人体に必要なものを直接与えてはいけない
愛や癒しは猛毒である
依存は人間の原動力にもなる
陰謀論は人類全体の「被害者意識」
願いが叶わないのは、あなたが嘘をついているからだ

第14章

「深層心理」の正体
心のシステムは深層心理から発せられる
自立した人間は執着から解放されている
自称愛国者は、本当は日本がダメな国だと知っている
人を判断する基準は「行動」だけ
「主張する」という行為自体が幼稚である
現状はすべて、人々が望んでいることである
本物の自覚は行動につながる

第15章

「陰陽」の正体
あらゆるものは好調と不調をくり返す
言葉や行動と裏腹なことが起こる「陰陽の原則」
陰陽五行は集団・社会にも適用できる
ケンカばかりする相手を伴侶に選んでしまう理由
「陰陽の法則」は一国単位でも作用する
この世界に永遠普遍の理想郷は存在し得ない

第16章

「思考」の正体
日本人はポジティブシンキングする嘘つきである
知識を本当に役立てるには、確固たる決断が不可欠
心理を向上させる2通りのアプローチ
日本人に必要なコミュニケーション能力
結局、「自分はカスだ」と心の底から自覚するしかない
依存から脱却し、自己を確立せよ

第17章

「人類」の正体
私の言葉そのものが、あなたを試すテストである
人類は最初から「奴隷」として作られた存在か
すべてのものには、「それなりの価値」がある
「自分はカスだ」と認めたあとの行動があなたを変える
私が活動を続ける理由
何一つ期待を持てない社会で
いまより「まし」な自分と、「まし」な国を求めて

著者について

内海聡(うつみ・さとる)

1974年、兵庫県生まれ。筑波大学医学部卒業。内科医として東京女子医科大学付属東洋医学研究所、東京警察病院などに勤務。その後、Tokyo DD Clinicを設立。精神医学・西洋医学の現実を知って執筆したデビュー作『精神科医は今日も、やりたい放題』(三五館)がベストセラーに。その後、『医学不要論』(三五館)『[断薬]のススメ』(ベストセラーズ)など医学をテーマにした書籍のほか、『医者いらずの食』(キラジェンヌ)などの健康本、さらには世界の真実を暴いた『99%の人が知らないこの世界の秘密 〈彼ら〉にだまされるな!』(イースト・プレス)など数々の書籍を執筆している。現在は執筆のほか、講演やメールマガジンの配信など、マスメディアで伝えられない「不都合な話題」を発信している。

【Tokyo DD Clinic】
http://tokyo-dd-clinic.com

【内海 聡(キチ〇イ医)の総合サイト】
http://www.utsumi-satoru.jp

きこ書房メルマガ登録
SSIメールマガジン
ナポレオン・ヒル財団アジア太平洋本部 ジョセフ・マーフィー・インスティテュート ナイチンゲール・コナント社

Book List

企画募集

Tag Cloud

ページの先頭へ