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神様が書いた4つの詩

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表紙:神様が書いた4つの詩

神様が書いた4つの詩

星加 海(絵) おかのきんや(編訳)
出版年月日
2014年12月23日
ISBN
978-4-87771-326-3
版型・ページ数
四六版/上製/128ページ
定価
本体1400円(+税)
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世界中で愛されながら、その作者を誰も知らない

逆境とは? 
時間とは? 
親とは? 
絆とは?
人生についての示唆に富んだ4つの詩

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作者不詳の詩の裏に見えたのは神様

本書『神様が書いた4つの詩』の訳者・おかのきんや氏は出版プロデューサー。
本の企画を立案し、出版社に提案するのが仕事です。

ある時、おかの氏は何カ月もかけて準備してきた企画書が突然使えなくなるというハプニングに見舞われました。
しかも、その日の午前中までに、代わりの新しい企画書を提出して欲しいと言われてしまいます。

タイムリミットまで、あと数時間…。

ピンチで焦るおかの氏。
そのとき、ふと苦笑が漏れました。

まるで、神様から楽しいクイズを出されているような気がしたのです。

神様クイズ: 1時間で、原稿が揃う企画があります。

さて、何でしょう?

考える間もなく、かつてよりストックしていた作者不詳の詩の存在を思い出したおかの氏。
著作権がない作者不詳の詩なら、新しく原稿を書く必要がない。

そうして生まれたのが、作者不詳の4つの詩から成る『神様が書いた4つの詩』でした。

人生に困難がある理由『神様の配慮』

“大きなことを成し遂げるために、力を与えてほしいと神様に求めた。
だが、謙虚さを学ぶようにと、弱さを授かった“ 

この一節ではじまる『神様の配慮』は、人間にとって普遍的な、健康、富、成功を手に入れたいという願望について取り上げつつ、その願望を達成しようとするときに現れる試練や困難について語られています。

詩の作者は、南北戦争に従軍した南軍の無名兵士だといわれています。

1950年代に大統領候補だったA・スティーブンソンは、二度の大統領戦に敗北し、失意のなかで、この詩に出合う。感銘を受けたスティーブンソンがこの詩をクリスマスカードに記したことがきっかけで、『神様の配慮』は世界中に広がることとなりました。

人生になぜ、試練はつきものなのか?
試練なき人生はいかなるものか?

この詩を読めば、試練をありのままに受け入れて、それを乗り越える勇気が、きっと湧いてきます。

多くの日本人の共感を呼んだポルトガルの詩

2009年度のレコード大賞優秀作品賞を受賞した樋口了一氏の『手紙~愛する子どもたちへ~』は、老いた親から子どもへのメッセージを歌い、多くの日本人がその詞に涙しました。

“あなたに、お願いがあります。
年老いた私が、ある日、昨日までの私と違っていたとしても、
驚かないで、そのままの私を受け入れてほしいのです“

老いて、心身が衰えゆき、ともすれば子どもの姿に戻っていく親が、老いを自覚しながら、わが子にささやかな願いを伝える『手紙〜愛する子どもたちへ~』。

この詩はもともと、ポルトガル語で書かれた、作者不詳の一篇でした。

あるとき、この詩の原詩を載せたチェーンメールが樋口氏の友人の元に届きます。
詩の内容に感動したその友人が、樋口氏に紹介したことがきっかけで、日本語に訳された詩が歌としてヒットを飛ばし、多くの人に知られることとなりました。

プレゼントにも最適

本書『神様が書いた4つの詩』には上記で紹介した2篇以外にも『時間銀行』と『虹の橋』の2篇が収録されています。
いずれも、誰もにとって共感できるテーマを扱った作品です。

訳者・おかの氏はこうした作者不詳の詩の作者は、実は神様なのではないかと語っています。

作者不詳の詩にも、間違いなく作者は存在しています。
そうした作者にひらめきを与え、詩を書かせた「ある存在」−−それは、神様なのではないかと。

星加海氏の幻想的なフルカラーイラストも美しい、大切な人にぜひ贈っていただきたい1冊です。

目次

Introduction

さいしょの詩

神様の配慮

にばんめの詩

時間銀行

さんばんめの詩

手紙〜愛する子どもたちへ〜

さいごの詩

虹の橋

原詩

神様の配慮/時間銀行/手紙〜愛する子どもたちへ〜/虹の橋

あとがき

編訳者・おかのきんや あとがき/絵・星海加 あとがき

著者について


星加海(ほしか・うみ)
1978年、東京生まれ。画家・イラストレーター。17歳の時にフリーペーパーに詩と絵を掲載して画家を志す。18歳でカナダへ留学。その後バリ島在住アメリカ人画家、Symon(サイモン)氏に師事。
99年に初個展を開催。同年、壁画家として活動を開始し、各地のホテルやゲストハウス、郵便局等に壁画を描く。またCDジャケットへのイラスト提供や、テレビ「天才たけしの誰でもピカソ」出演など活動の場を広げる。2009年(~2011年)朝日新聞朝刊連載「らんどまあく@東京」の挿絵を担当。同作は松屋銀座画廊等で個展も開かれた。現在は海外へスケッチ旅行に行きつつ、各地でカレーを食べ歩き、カレーイラスト集を作成中。

編訳
おかのきんや
1949年、福岡生まれ。エッセイスト。出版プロデューサー。漫画家。企画立案家。
本の企画立案をした主な著名人に片岡鶴太郎、湯川れい子、さくらももこなど。
また、西沢泰生氏を見出し、売れっ子作家にする。『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』(アスコム)は、西沢氏と二人三脚でつくりあげたヒット企画。
著書に『しあわせトリック』ポプラ社、『自分に革命を起こす、たった一つの方法』ぱる出版、『30秒でセルフコントロール幸せ呼吸法』ヤマハミュージックメディアなど多数。
共著に『一流の人は真正面からうけとめない』東邦出版がある。

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