
20代の挫折が人生に奇跡を起こす
マックス桐島(著)
- ■ 出版年月日
- 2012年12月01日
- ■ ISBN
- 978-4-87771-302-7
- ■ 版型・ページ数
- 四六判・並製・184ページ
- ■ 定価
- 本体1300円(+税)
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成功している人は、みんな20代に挫折を経験している
内容紹介
1970年代に映画製作を夢見て高校生で単身アメリカへわたり
厳しい競争を強いられるハリウッドで映画13作品をプロデュースするまでになった著者が、自身の経験と世界で知り合ったデキるビジネスパーソンたちのエピソードを紹介。
挫折を経験しない人生というのは、まずありえない。そうであるならば、挫折をポジティブにとらえることこそが、成功する条件なのだ。そのことを思い知らされる1冊。
失敗を恐れて動けないすべての20代への応援メッセージ。
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(エピローグより)
僕自身も、日本人がハリウッドで映画プロデューサーになるという、言ってみれば〝途方もない夢〟を叶えられた陰には、失敗、失意、失望といった挫折経験と、そこから立ち上がる努力と工夫、そして、挫折の向こう側にある〝何か〟を追い求める貪欲さがあったからだと、確信しています。
自分の二〇代を振りかえって思うことは、どんな挫折でも、当事者にとっては大騒動に見えますが、ほとんどのことは大したことではなく、なんとかなるもの、ということ。だから、失敗や失態を演じたときは、「大丈夫!」とまず自分に言い聞かせて、起き上がる達人になること。「なんとかなるさ!」と思う人は、なんとかなるものなんです。
最後に、僕がハリウッドで触れ合ったプレイヤー(デキる人)たちが口癖のように若者に伝えているメッセージを、君に送りたいと思います。
「人生、転んだ回数の多いもん勝ちだよ!」
この言葉を若者にかけた人たち自身も、自分が落ち込んだときには、同じように挫折を乗り越えて成功した先達のこの言葉を励みに、転んでは起き、つまずいては立ちあがる二〇代を過ごしてきたんです。
ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授も、世界初のiPS(人工多能性幹)細胞を培養するのに数えきれないほどの挫折を繰り返したことは有名です。
思いを形にして夢を生きている人は、実は、滑って転んだ傷跡だらけ。でも、そのおかげで、生涯役立つ”失敗学”の権威になれたともいえます。
失敗を取り戻すチャンスはいくらでも巡ってきます。
著者情報
マックス桐島(まっくすきりしま)
1971年、映画製作を夢見て、高校生で単身アメリカに渡る。
UCLA映画学科、2年半に渡る世界92カ国放浪旅行、ハリウッド俳優を経て、1990年、パートナーのガレージで、机2つ、電話2台から映画プロデューサー業に乗り出す。
——現在までに大手スタジオ作品1本を含むハリウッド映画13作品をプロデュース。