
父からもうすぐ逝ってしまう君へ 心を揺さぶる37話
ボブ・グリーン【著】 桜内篤子【訳】
- ■ 出版年月日
- 2009年09月29日
- ■ ISBN
- 978-4-87771-252-5
- ■ 版型・ページ数
- 四六判・並製・211ページ
- ■ 定価
- 本体1400円(+税)
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名手ボブ・グリーンが活写した、人生の光と影。〝気づき〟と〝感動〟のベストコラム集!
「親子のふれあいにお金はいらない」「彼女が成し遂げたこと」「いちばん大事なゲーム」「おねがいだからここにいさせて」…愛しくて、せつなくて、限りなくやさしい。名手ボブ・グリーンが活写した、人生の光と影。“気づき”と“感動”のベストコラム集。
内容紹介
23歳でコラムニストとしてデビューしたボブ・グリーンのもっとも脂の乗ったと言っても過言ではない40歳代のコラム集。
結婚し、子どもができ、父親となっていくことで、彼のコラムニストとして扱うテーマも、その多くが親と子に向けられていきますが、物事の本質をとらえようとする彼の鋭くもあたたかい視線が、読者に多くの〝気づき〟を与えてくれます。
もちろん無名の普通の生活者の、心の中へ入っていくかのようなあたたかなその視線は、どんなベテラン記者ですら入り込めないような超有名人の心の中にさえ入っていきます。
その代表的な人物が、マイケル・ジョーダン(本書には、〝マイケル・ジョーダンの「恥」〟を収録)。マイケル・ジョーダンが人気絶頂の時期に親友といってもいいような信頼関係を築くことが出来た理由が、人間の弱さを掬いあげるコラムを書き続けてきた、ボブ・グリーンの人間としての魅力にあることが、本書を一読すれば理解していただけると思います。
目次
・親子のふれあいにお金はいらない
・彼女が成し遂げたこと
・ハロウィーンの夜の父と子
・父からもうすぐ逝ってしまう君へ
・忘れられないワールドシリーズ
・いちばん大事なゲーム
・ロニー・マイ・ラブ
・やろうと思えばなんでもできる
・はじめてスタジアムに入った夜
・大リーグにヒーローはいなかったけれど
〔ほか〕
著者紹介
ボブ・グリーン(Bob Greene)
1947年米国、オハイオ州ベクスレイ生まれ。米国を代表する名コラムニストとして、30年以上サンタイムズ紙やシカゴ・トリビューン紙などでコラムを執筆。また、ライフ誌やエスクァイア誌でもそのコラムは人気を博した。1977年には最優秀コラムニストとしてThe National Headliner’s Awardを米国のジャーナリスト達から受賞。1990年代にはシカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダンを取材、思いもよらぬほど親しくなり、2冊の著書はベストセラーになった
桜内篤子(さくらうちあつこ)
カナダ、ブリティッシュ・コロンビア大学卒業。