
デール・カーネギー こうすれば必ず人は動く
デール・カーネギー【著】 田中孝顕【訳】
- ■ 出版年月日
- 2008年09月26日
- ■ ISBN
- 978-4-87771-240-2
- ■ 版型・ページ数
- 四六判・並製・320ページ
- ■ 定価
- 本体1500円(+税)
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全世界1500万部超の「人を動かす」から生まれた伝説のラジオ講座の書籍版!
本書はこれまで、世界のどこでも出版されなかった幻の書籍です。
全世界1500万部超の“How to win friends & influence people”(人を動かす)の著者が企画・出演した伝説のラジオ講座の書籍版。人の心を開かせて成功する真の説得力。
内容紹介
元々、デール・カーネギーのラジオ講座のシナリオとして書かれ、ラジオ講座終了後にその生の声を文章化し、さらに増補改定を加えたもです。しかし、あとは引き出しの奥にしまい込まれていました。
このラジオ講座は、あらゆる階層の人々、上は大実業家や時の大統領までが、この放送を楽しみにしていたほど、熱烈に迎えられた講座で、未だにその時のメモを装丁してとってある人もいるほどです。このスクリプト原著の題名”How to win friends & influence people”は「人を動かす」(創元社刊)として訳されている書籍原著の原題と同一です。しかし「作り」が異なり、また事例が極めてリアルです。
本書で最も特長があり、読者をしてヤル気をかき立たせるのは、カーネギーの生の声を、紙上に再現したことです。圧巻なのは、各章で展開される「現場再現シーン」です。人の心を開かせて成功するためのノウハウがみごとに集約され、重要なところは、より深く、しかも具体的に解明されています。
目次
人を非難する前にしておくべき心の手続き
あたり前のことをあたり前にして成功する方法
誰もあなたには関心がない
愚かなことで人を動かせば、破滅しかない
年齢は付加価値である―とればとるほど価値は増す
空しい勝利には挑むな―議論に勝ってすべてを失うこともある
小が大に勝つ―敵対者を味方につける効果的な方法
ホワイトハウス・ギャングの教え―相手の波長に合わせて相手を支配する
友、遠方よりわざわざ来たる―ちょっとした方法が強力な磁石となって奇跡を生む
成功に占める「知識」の割合は一五パーセントに過ぎない
ほか
著者情報
デール・カーネギー(Dale Carnegie)
1888年、アメリカ・ミズーリ州生まれ。貧しい農家に育ち、屈辱感と劣等感にさいなまれた少年時代を過ごしつつも、州立大学に入学。在籍時に挑んだスピーチコンテストでの優勝は、彼に大きな自信をもたらした。大学卒業後、セールスパーソンとして社会に出た彼は、改めて話し方の重要性を身にしみて体験する。学生時代に培った経験をもとに、さまざまな実践と研究を重ねていく中で、彼は話に説得力がないのは、より内面的な精神状態に問題があることに気づいた。つまり、本当に相手を感動させ、説得する話し方は、誰もが持っている劣等感、恐怖心、強迫観念を克服しないかぎりできないことを悟ったのである。そして、彼は、その話し方のノウハウが、より多くの人にも役立つことを確信し、強い信念のもと、1912年、ニューヨークで『話し方講座』の開講を実現した。以来、ジョン・F・ケネディやリー・アイアコッカなど、世界に名だたる成功者を養成してきたことでも知られる『話し方講座』は、積極的かつ創造的な人間を育てる脳力開発講座として発展していくことになる。現在、デール・カーネギーが残した脳力開発講座は、世界で最も権威のある成人教育機関のひとつとして、世界中で運営されている
田中孝顕(たなかたかあき)
1945年1月生まれ。国学院大学卒。総理府(現・内閣府)事務官(公正取引委員会事務局(現・総務省/公正取引委員会))、東急不動産(株)企画部、総務部を経て、1973年4月、SSI人材活性研究所を設立。1979年2月、エス・エス・アイ人材活性研究所(商号はその後、エス・エス・アイに変更)を創業し、代表取締役社長・最高経営責任者に就任。2007年株式会社エス・エス・アイ退任、現在、同社最高執行顧問となる。『SSPSシステム』を開発、『ナポレオン・ヒル・プログラム』その他、各種プログラムを翻訳・開発した。『速聴機』を企画・開発し、ギネスブックより認定される。2002年11月、米国ナポレオン・ヒル財団の上級顧問(シニア・アドバイザー)、ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部理事長に就任。2003年3月、日本人として初のナポレオン・ヒル・ゴールドメダルを受賞。2004年度には、高額納税者ベスト10入り